◆2020年第11節 湘南ベルマーレ戦後の監督、選手コメント・レビュー   「やった分だけ、やった甲斐があった」

試合レビュー
こりもです

第11節の湘南戦 厳しかった試合をものにできたのは素直に良かったです。難しい試合も勝てるチームになってきたと前向きに考えましょう。ただ 内容は正直 FC東京戦後に感じた「見どころのない」「相手の思う通りの」「何もできなかった」と同じようものだったように思います。

 
東京戦同様 疲労という「敵」はこの日もあり、名古屋対策もしっかりと練られ 「本当に連敗してるチーム」と思ってしまうほど、強い湘南を見せられた一戦でした。 ただしっかりと勝ち上位戦線に残ったまま 週末には注目の川崎戦に向かいます。

この一戦の内容・結果を監督・選手はどう受け止めているのか。コメントから湘南戦を振り返ります。

フィッカデンティ監督 「やった分だけ、やった甲斐があった」

明治安田生命J1リーグ第11節 湘南戦後 監督会見
(INSIDE GRAMPUS)

※まさに辛勝といっていい湘南戦。相手の強度、名古屋対策で思い通りの試合ができず苦しんで掴んだ勝利。 監督はこの一戦をどうとらえているでしょうか。

我慢比べのような闘い
監督はまずかなり苦しんだであろうこの試合を「まず変な失い方をしないこと。お互いに隙を作らない攻め方、守り方からどちらも入ったゲーム」であったと説明をしています。
これまで勝ち点を積み上げれない湘南と、過密日程、けが人の関係で疲労がたまっているグランパス。この2チームの試合としては 何としても勝ち点を取りに行く、勝ち点を失わないサッカーを目指した、監督の言う思った通りの試合展開になったようです。

そんな中で攻撃の形がつくれなかったことについて、 前半は「外で形をつくり、FW2枚にクロスを入れる」と、FC東京でサイド攻撃から前線のポイントをつくる狙いをもたせた2TOPの布陣はうまく相手に対応され、後半は1TOPにして中盤でボールをつなぐ形に変えたものの それも湘南にしっかり潰され上手くいかなかった。その結果 カウンターを食らわないようにリスクを排除した 我慢比べのような闘いになってしまったと振り返っています。
 
ただ決勝点となったCKについては「セットプレーも攻守において、たまたまという位置付けにしないよう取り組んでいます。セットプレーからたまたま奪ったラッキーなゴールではなく、武器を持っていたと自分たちで認識しています」とあくまで 偶然のものではなくそれもチームの強さであり、準備のたまものだと強気のコメント。

ここまで疲労を感じたゲームは今までありませんでした
前半の攻めあぐねる状況、後半 完全に相手に支配された試合展開について、(インタビュアーは 「間延びする時間」と言っていますが) 選手のコンディションを要因に挙げています。

前日インタビューでは「フレッシュな状態で入れる」と言っていました。「前節より今節のほうがコンディションはいいのでは」との見通しと「プレーを見て、ここまで疲労を感じたゲームは今までありませんでした」と言う現実に大きな違いがあったということだったようです。
その状況を選手が判断をしてリスクを避けたプレーがそう見える試合にしてしまったということなのだと説明しています。

「7、8人はずっと試合に出ている選手もいました」と言っているように この状況下で普通に考えたら厳しいと思える選手起用に関して 「1試合1試合、勝つためにその時点で出場できる選手の中からベストな選手を選ぶということ」を試していると言っています。目の前の試合の勝利にこだわる姿勢は素晴らしいとは思いますが、ケガ・モチベーション・選手層の底上げ ももちろん考えてくれてのことだと信じたい。  

心地よい疲労
そういった今の状況を「やった分だけ、やった甲斐があったと思いますし、選手たちも心地よい疲労を感じていると思います」と結果がついてきている現状を評価しているコメント。「心地よい疲労」って本当に大丈夫?とは思いますが、勝利という結果が出ているからこその「心地よい疲労」という言葉。「うまく回復させながら、また次の試合への準備をしたい」と言う通り 次節 川崎戦にむけて万全の準備をお願いしたいです。

これまでの采配を見ると「結果」への拘りは非常に強いものを感じます。だからこそ結果も出ているのでしょうが、見ている私たちは主力選手の疲労・ケガ、選手層の底上げという面では少し心配に・・・ 
かなり厳しくリカバリー管理もしていると以前言っていましたし、選手の状態をしっかり把握をしてくれていると思いますが、まだリーグ戦 半分以上を残し、カップ戦を考えると、ターンオーバーのしながらクラブ全体としての強さが見られるといいのですが。 贅沢な要望でしょうか・・・?

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湘南ベルマーレ戦後 選手コメント 

オジェソク選手「これからチームに貢献できるように」

明治安田生命J1リーグ第11節 湘南戦後 選手コメント①
(INSIDE GRAMPUS) 丸山・金崎選手は会員になってチェック

ようやく出てきてくれましたオジェソク選手。入団発表から結構経ちましたね。

 

◆ようこそオ ジェソク選手! 入団情報まとめ
こりもですこのタイミングできましたねピンポイント補強。7/9 オ ジェソク選手の移籍加入がオフィシャルで発表されました!グランパスのSBといえば吉田選手、宮原選手、太田選手、成瀬選手、吉田(晃)選手、秋山選手、石田選手人数で言えばS...

 

8月から出れるということで待ち遠しかったオジェソク選手。どんなプレーをするのか非常に楽しみにしていました。後半難しいの状態での途中交代でしたが、ゴール前で身体を投げ出して相手と競り合う姿はファイターのような「強さ」を感じさせてくれました。 そんなオジェソク選手 グランパス入団から初出場までを答えてくれています

まず「グランパスに来た初日にケガをしてしまい、チームの力になることができませんでした」と 何か深刻な体調不良がある?なんで心配をしていましたが、故障していたんですね。「今は無事に回復しました」「これからチームに貢献できるように頑張っていきたい」とこれからの活躍を力強く誓ってくれています。

そんな中でのグランパスでのデビューは、久しぶりのJリーグでのプレーでもあり、まずは「嬉しかった」というものだったようです。

良くない試合の流れの中での交替ではありましたが「失点しなければ得点してくれる」と戦況に合わせた自分の役割(守備)をしっかり遂行し、チームの一員として勝利に貢献できたということは「嬉しい」と感情と共に 自身にとっても安心・自信につながった移籍後初プレーだったのではないでしょうか。

またアグレッシブに闘ってくる相手に対して、展開的にも体力的にも難しい試合に勝利できたことについて「こういう試合でこそクラブの力が出る」「勝ち点3を取ることができて良かった」としっかりグランパスの一員であることを感じさせてくれるコメントも嬉しいですね。

古巣ガンバでもチームを支え、サポーターに愛された選手。今後はグランパスの選手として大いに活躍してくれることを期待します。


マテウス選手「この1勝はみんなの勝利」

まず流れの中でゴールという結果を挙げられなかった攻撃について、この試合の監督からの「2人(金崎・山崎)の動きをしっかり見ろ」 という指示を受けてマテウス選手も「クロスを中に入れるという意識を強く持っていました」というように 「外で作ってクロスを上げる」というのが前半の役割・攻撃のプランだったようです。

そんな攻撃プランも相手にしっかり抑えられてた中で、CKから前半も惜しい場面もつくっていての最後の最後のマテウス選手のCKから生まれたゴールは劇的でした。マテウス選手のFK・CKって速く・鋭いボールの軌道で 見てても可能性を感じますよね。

そのCKについては試合前から「背の高い選手を目掛けて、速いボールを蹴るという指示がありました」という明確な狙いが、最後の得点シーンにつながっていたようです。得点のシーンについては「最後のチャンスになるかもしれないという気持ちでボールに向かっていきました。監督が「速いボールをニアに」という指示を出してくれたので、最後のボールを大事にして、ニアを狙っていいボールを蹴ろうという意識が強かった」と言っています。準備をしてきた結果が大事な場面で出たということでしょう。

試合後のインタビューでも言っていた通り、「最後まで走りきる相手に対し、我々も諦めず走り続けることができたので、この1勝はみんなの勝利」という言葉が 厳しかった試合に勝利した喜びを表しています。

マテウス選手の攻守にわたる 走り(運動量)はこの試合だけではなく、今シーズンはどの試合でも開始から終了まで かなり印象に残るものです。この試合も湘南相手ということもあり「我々は相手よりも走らなければいけないという気持ちを最初から最後まで持っていました」というように その走りはこの試合でも目立つものがありましたね。

圧倒的な強さを見せている次節の川崎戦に向けては
・ボールを持つことが多く、我慢強い
・ボールを回しながら、自分たちのタイミングでゴールを狙ってくる
という川崎の強さを認め「簡単な試合にならない」とコメント

そんな難しい一戦をものにする為に「我々は賢いゲームをしなければいけない」「相手に合わせず、我々のサッカーもしなければいけない」「ホームゲームなので勝ち点を取りこぼせない」「勝ち点3を狙いながら最初から最後まで強い気持ちで闘いたい」と力強く次戦を見ています。

このマテウス選手の意気込みの通り 川崎の連勝を止めるのはグランパスであることを願います。


相手監督・選手コメントから振り返る 名古屋vs東京

湘南 名古屋戦後コメント

浮嶋今監督
「前半は良い時間帯や良いチャンスもあり、ピンチもそれなりにある中で、相手の狙いであるカウンターをさせないという部分に関しては非常に選手はよく頑張ってくれましたし、切り替えも相手より速かったと思います。お互いにカウンターの多いゲームになりましたけど、そのカウンターの中で点を取れれば一番良かったかなというゲームでした。」

「サッカーでは最後のシュートやセットプレーが勝負を決めるという分岐点になると思うので、そういうところを改善しなければいけない」

金子選手
「前節は4点を先に決められて、それと比べればいいかもしれないですけど、内容どうこうというよりいまは勝点を取らないといけない。内容が良くても悪くても勝点を奪うというところが、いまの自分たちには必要かなと思います」

(守備の意識)「まずはバイタルエリアを消して、守備のスイッチを入れたときに全員でプレッシャーを掛けるというところ。そこで何回かバイタルを通されてしまったシーンもあったので、そこは修正しないといけない」
「全員が球際や走りで負けないとか、守備の戦術どうこうというより、そういう初歩的なところで負けないことが一番大事」

石原選手
「もちろん勝ちが欲しかったですけど、その中で今日のゲームであれば0-0で終わらせたかったというのがいまの気持ち」

「前半は我慢する時間が長かったですけど、しっかりゼロで抑えることができて、後半は自分たちの流れが来ると思ってプレーしていた。実際に自分たちの流れの時間は多かったので、その中でやっぱり得点を取っていかないとああやって最後に持っていかれてしまう」

「セットプレーから失点してもったいない試合をしてしまったので、後半の自分たちの流れのときに1点を取りたかった」
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