◆2020年第6節 大分戦後の監督、選手コメント・レビュー  フィッカデンティ監督 「スコアどおりのゲームができました」

試合レビュー
こりもです

第6節の大分トリニータ戦 見事勝ちました。 連勝・クリーンシート・今季無敗と最高の結果と共に、敵将ににも「名古屋は強かった」と言わせるほどのサッカーを見せてくれました。


ミッドウィークでの試合開催。過密日程に加え日に日に増す暑さも手伝い、かなり選手たちの疲労もたまっていたことと思います。またこの頃のハードワークを見てもコンディションの心配はつきません。とその中 両ボランチ(稲垣・米本)阿部 3選手の負傷交代。凄く気になります。交代選手を含めチーム一体でなんとか乗り切れましたが、次節以降のことを考えると大きな課題がでてきましたね。

選手監督はこの大分戦 結果・内容ともにどう捉えているのか? また見えた課題など戦後のコメントから振り返ります。

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第6節大分トリニータ戦 コメント一覧

大分トリニータ戦後 監督コメント 「スコアどおりのゲームができました」

明治安田生命J1リーグ第6節 大分戦後 監督会見
(INSIDE GRAMPUS)

※試合後のインタビューでは「バランスをキープしたまま何もスキを与えず」「良い状態だったチームのバランスをそのまま保った」など「バランス」という言葉を使い、この試合をチーム全体(全員)の功績とするコメントを残しています。監督としても満足できる内容と結果だったのではないでしょうか。

試合全体の振り返りとして
「それだけ力の差があったわけではない」「すごく難しいゲームになると思っていた」「やりにくさがありました」と、大分という相手・この試合については捉えながらも、
難しい相手に対して戦術的に準備 → 選手たちがその場その場でしっかりと引き出す → その上でやるべきプレーをやってくれた
「スコアどおりのゲームができました」と、この結果・内容についての評価は非常に高いものとしています。

攻めも守りも全員でやっていこうと取り組んでいる
今回得点が全て 吉田・丸山・米本と守備的な選手のものになっています。そのことについて監督は「全員」という言葉を使って説明しています。よくいう「全員サッカー」というものでしょう。 前線の選手の能力の問題ではなく、攻撃もチーム全員でゴールを取りに行く、守備もチーム全員でゴールを守るというまさに「攻守一体」のサッカーができたことが今回のDF陣の得点に繋がっていると言っています。

3試続く無失点という結果もまさにその通り。攻撃的な選手があってこそ実現できたということです。 確かに見ていてこの「全員」というのは感じます。その統一感も感じて守備・攻撃とそれぞれにメリハリを感じる試合展開になりましたよね。


アクシデントによるゲームプラン変更も
この試合一番気になっていることの一つ。選手の「ケガ」。 前半早い時間での阿部選手の負傷交代は見事全体のバランスや役割を変えることなく、入ったシャビエル選手がしっかりとこなしてくれた。※それ以上だったかも。 監督もこの交代については「振り返ってみて戦術的な変更はなかった」とみています。

ただ問題は後半の両ボランチの負傷です。 このチーム・このサッカーをする上で肝となるポジションが両方って、かなりヤバいですよね。状態がきになります。 個人的には守備的な「宮原・藤井」のカードをきるかと思いましが、試合感やコンディションを優先して投入したのが相馬選手だとと思いますが、その場面について監投入督もさすがに困っていたようで「システムを変えて後ろを5枚とし、マテウス選手に後ろへ下がってもらい、相馬(勇紀)選手とシャビエル選手がインサイドハーフのような役割にしつつ、前田(直輝)選手と金崎(夢生)選手を前線に配置」とまさに突貫工事。 監督も言っていますがチーム全員が状況をしっかり把握し、それぞれの役割を理解した上でプレーができたことが最後の厳しい時間をしのいで、無失点という結果をひきよせることができたのでしょう。

FWとしてやるべきことをすべてできる選手
今節 監督もいうように、ピッチにでた選手全員が良く戦い良いプレーを見せてくれたと思います。ただその中で前節少し不安のでた1トップ(FW)に入った金崎選手が非常によかったですよね。昨日も雑感でも書きましたが、「裏にぬけだせる」「ドリブルで仕掛けられる」「体を張って戦う強さがある」「常にゴールを意識している」「テクニック・アイデア・経験がある」とFWに求められる能力は折り紙付きの金崎選手ですが、昨日はすべてにおいてその片鱗を見せてくれました。 非常に逞しさを感じましたし、前線でのその働きは全員攻撃の軸になってくれたような気がします。

そんな金崎選手について「どういうサッカーをするのかを理解した上で名古屋へと来てくれました」というようにその能力やプレーについてしっかり理解した上で、今のFWのスタメンを金崎選手に託していることがわかります。
・チームのために体を張れる
・ゴール前では相手の脅威になれる
FWとしてやるべきことをすべてできる選手と高く評価をし、今節のアシストからも分かるように、非常に良い状況でプレーできていると同選手についてコメントをしています。

前節は「相手を理解するまで時間がかかった」など狙いが見えない時間帯があったことを課題としていましたが、今節はまさに全体が連動し、「攻撃する時間」「守備する時間」をしっかり理解し、「全員」で共通認識のもと バランスをとり戦えた一戦だったのではないでしょうか。

監督コメントにもキーワードとしてでています「バランス」「全員で」という言葉が全てを現しているような試合でした。
選手のプレーにも自信が見られ、以前のような迷いは見られなくなってきていて、チームの成長を感じることができますよね。 

ただこれから、選手交替に関するコメントもありましたが、まだ先は長いシーズンを以下にチームとして乗り切るか。ピッチ上にいる選手全員ではなく、ベンチ、ベンチ外の選手も含めチーム全員でどのように戦っていけるか。チームとして次なる課題をどうクリアしていくのか、期待は膨らみます
 

大分トリニータ戦後 選手コメント 

吉田選手「思いきりが大事だ」

明治安田生命J1リーグ第6節 大分戦後 選手コメント①
(INSIDE GRAMPUS) 前田直輝選手は会員になってチェック

思いきってというのが一番でした
先取点が吉田選手とはだれが想像していたでしょうか、サイドを駆け上がりクロスのイメージが選手ですし、どちからというと今季は右サイド 成瀬選手のほうが攻撃面では目立っていますよね。そんな状況を「準備してきたことをできずにいた」「ゲームの状況が変わっていく中で、チャンスがあれば出ていくというのは強く思っていましたし、思いきって動こうと考えていました。今日プレーしたことで、「思いきりが大事だ」と改めて思いました」というように前節終了時にも口にしていた攻撃参加という面でゴールという形で早速結果を出してくれたのは非常によかった。


そのゴールについて「思いきってというのが一番でした。蹴った時に手応えがありましたね」とシュートを振り返っています。「うれしかったですけど、なかなかゴールを決めることがないので、喜び方がわからなかったです(笑)」と吉田選手らしいコメントで今季初ゴールについて語っていますが、「チームのためになったという意味では本当に良かった」とあくまでチームの為にと以前からその姿勢はかわっていません。

誰かに頼るのではなく総力戦
布陣変更や選手交替に関しても「迷いはない」「入ってきた選手もスムーズに、同じことを考えてプレーできていた」とチームの一体感について触れており、ディフェンス面の「ディフェンスライン、中盤の選手は「ゼロで終わろう」という意識を持っていました」というコメントや、今節の守備的選手のゴールから「誰かに頼るのではなく総力戦」「「全員で闘っている」と感じられますし、結果にも出ている」というコメントからも 監督同様「全員で(一体で)」「同じ意識で」ということが今の良い状況に導いていると強調しています。

 
ゴールを決めた後の 踊りのような、音頭のような喜びかた独特でしたよね。吉田選手らしくて微笑ましいシーンでした。
今シーズン入る前はケガもあり、今節までは中々以前のような前への積極性はあまり見ることができなかったように思いますが、今節で爆発させてくれましたね。守備でもその粘り強さをみせてくれていますし、左サイドをマテウス選手と完全に制圧していたように思います。 個人的にもそのキャラクターやプレーは大好きですし、常に「チームの為に」という気持ちを持ったグランパスには非常に大事な選手ですので、さらなる活躍を期待しています。
 

丸山選手「守備面での共通理解を全員が持てている」

明治安田生命J1リーグ第6節 大分戦後 選手コメント②
(INSIDE GRAMPUS) 中谷進之介選手は会員になってチェック

課題として、最後の終わらせ方や守り方
「相手はこちらの分析をしてきましたが、僕らも短い期間の中で相手の長所と短所を分析し、その中でプレーすることができました」と試合についての振り返り。 相手の分析って当たり前のことなのですが、久しぶりに聞いた感じです。1年前の今頃まで絶対になかったワードですよね。
全般的には、やはり先制点や追加点で楽になり、守備にも良い影響がでた。ほぼ予定通りの試合展開になっていたとの振り返りのようです。

ただその中での課題として、後半最後(両ボランチの負傷交代)からのバタバタしたところは課題としています。守備時5バックにした、その場面については「失点ゼロで試合を終わらせる、という意味を込めたフォーメーションの変更」としながらも「やり慣れていない」こともあったが、「最後の終わらせ方や守り方」という所で修正すべき点があったと反省の弁も。

チーム全員が監督の求めるサッカーを理解
3連勝ということもそうですが、3試合クリーンシートってかなりインパクトありますよね。素晴らしいです。
その結果に対して丸山選手は以下をその要因として挙げています。
・守備面での共通理解を全員が持てている
・チーム全員が監督の求めるサッカーを理解
・共通意識を持って練習に取り組めている
・練習からレベルの高い競争
・無失点が続いていることで、自信を持ってプレーできている

僕のゴールであればうれしいです
公式の記録で昨日の2点目は丸山選手なんですよね。マテウス選手のFKをゴール前で丸山選手が触れてのゴールについて「本当に僕だったのか、映像を見ないとわからないです」「僕のゴールであればうれしい」と本人もよくわかっていないようです。
マテウス選手の強いボールもそうですが、丸山選手がゴール前で相手選手とポジション争いをしていたからこそ生まれたゴールだと思いますので、(映像では知念選手に当たったような気がしましたが・・・ 知念選手も浮かぬ表情でしたし)丸山選手のゴールとしましょう。
 
守備陣からすると 3試合連続無失点 今シーズン6試合で4失点は非常にうまくいっています。やはり丸山選手からもその要因として「チーム全員」「共通意識」「共通理解」という言葉ででてきていますが、丸山・中谷・ランゲラック選手が守備の要としてしっかりとコントロールをして、今回のコメントのように冷静に分析をして課題をみつけ、さらなるチームの成長につなげてほしいです。頼もしいいキャプテンです。
 
 

 


相手監督・選手コメントから振り返る 名古屋vs大分

名古屋戦後

片野坂監督
「今回は勝ちたかったのだが、いま調子の良い名古屋さんを相手に厳しい試合、残念な結果になった」

「ゲームプランの中で名古屋さんは非常に守備が堅く、攻撃でも決定力のあるタレントが多くいる中で、なんとか0-0で前半を終え、粘り強く90分のゲームを戦いたいという狙い」

「一瞬のところで先制点を奪われ、後半の立ち上がりに自分たちのCKの攻撃からピンチを招き、相手に与えたFKを決められた。この2点目には非常にダメージを受けた」

「攻撃でなんとか打開しようとしたがうまく機能せず、名古屋さんにしっかりと管理されて、ダメ押し点を取られ敗戦した」

知念選手
「チームとして狙っている形がなかなか出せず、取られ方も悪くて、なかなか自分たちのペースで試合を運べなかった」
「サイドから崩してクロスという自分たちの狙いの形がまったく作れなかった」

香川選手
「自分たちのストロングであるサイド攻撃がなかなかうまくいかない部分が多かった。そこのクオリティーの差が出たという印象」
最後の名古屋の5バックの守りについて「自分たちがやろうとしている戦術を一貫してやらなくてはならないと感じていた」
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大分トリニータ戦後 レビュー記事

 

 


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