◆C大阪戦後の監督、選手コメント・レビュー  風間監督「いかに強い気持ちで闘うか、持っていて当たり前のもの」

試合レビュー
こりもです

選手達は自信をなくしていないのか? 監督から今後の修正について具体的なコメントはでるのか? 
昨日の敗戦から 監督や選手は何を感じているのか、非常に興味があるところでした。 
監督含め選手達は改めて「根本の気持ち」のところに課題を見出しているようです。

19節 C大阪戦の試合後コメント記事を中心に、ピックアップします
明治安田生命J1リーグ第19節 C大阪戦後 監督会見
(INSIDE GRAMPUS)

※今回の風間監督のコメントからは何を見ることができるでしょう。さすがに「やれている」「見えてきている」と言う言葉はないですね。システム(システムにとらわれてしまったこと)、闘う気持ちといったところへの反省?の弁です

まず米本選手について「闘う気持ち、闘う姿勢を最後まで」と賞賛はしている一方で他の選手には不足しているというコメント。これまで「技術が全て」という言葉や、「見えないもの」としてきた気持ちの部分、監督の求めること(方向性)の影響が悪い方で出ているのではないかと感じてしまうのは私だけでしょうか。もちろん大前提で言う必要がないことかもしれませんし、「動いて相手をはがす」という言葉もありますが、全ての選手が「止めて蹴れる」自分の範囲でしか動けていないような気がします。また前節からネット選手の起用を考えるともついてしまいます。

また「システムでやってしまった」というコメントについては「いや、そうなるでしょう」と思ってしまいますが、連携や戦術理解がどこまで浸透している(必要とされてるのか)判りませんが、選手も非常に苦しい状態ではないかと思います。もちろんその上の「どのような状況でも技術で」「状況に合わせて自分達で考える」ということを求めているのでしょうが、果たして全選手がそこまでのレベルに達しているのでしょうか? 自分達の役割や、すべきことが明確ではないのでは?と思うプレーも多く、「自信をなくしてしまう」ことが一番心配です

この監督のコメントで「闘う気持ち」というポイントを どう技術の追求とバランスをとっていくのか、期待をしていくしかないですね。

(一部抜粋)
<総括>
 
前半はシステムでやってしまった。それによって、自分たちによるピンチがいつもより多かった。後半は相手と同じような形にしてしっかり押し込もうという考えでやりました。実際に押し込みはしましたが、最終的な部分でロストをしてしまい、失点をしてしまいました。米本(拓司)のように、最後まで走りきって闘うという姿勢、これをもっともっと強調してやっていかなければいけない。そうしなければチームというものは上がっていきません。そこのところをもう一度見直す機会になった試合だったと思います。

Q.結果が出ない状況で選手にはどのようなアプローチを?
 
いつも通り。今日のように、見ていて誰でもわかったヨネ(米本拓司)の闘い方、彼が自信のない選手に見えましたか? そうではない。ピッチに立ってどれくらい強い気持ちで闘うか。それは誰がどう立て直すというものではなく、持っていて当たり前のもの。そこのところは選手に強調して伝えたい。
 
Q.攻撃面で得点をあげられず、チームは常に進化していくものだと思いますが、現在のチームに対し監督から見て、産みの苦しみのようなものを感じているのか?
 
今日は最初から、いつものように攻められているゲームではありませんでした。それはなにかと言えば、自分たちがシステムでやってしまったこと、そしてボールロストが多かったこと。それらがまずありました。今日のテーマというものは、ゴールエリアをどう奪うかということ。今日はそこまでいきませんでした。普通の尺度で測れる試合ではなかった

C大阪戦後 選手コメント 

吉田選手「チャレンジする精神、前にいく意識」

 
明治安田生命J1リーグ第19節 C大阪戦後 選手コメント①
(INSIDE GRAMPUS) 吉田、ネット、中谷選手
(一部公開:吉田選手)

自分たちのミスが原因
まずは第一声「負けに対して悔しい」 システムの変更でマークする選手が多い中で「全体的に引いてしまったり、ラインを下げざるをえない状況になってしまった」とのこと。 ただ吉田選手はいつものように「そうなる前に、前線からもっとボールに寄せて、後ろもそれについていくという連動ができるように、試合の中で変えていかなくてはいけなかった」と修正ができなかったところや、あくまで自分達のミスが原因だとコメントをしています。他選手達もいつもこのようなコメントをします。責任感はもちろん大切ですが、こういったコメントや結果が続くことで自信なくしてしまわないか心配になってしまいます。

後半のフォーメーション変更は上手くはまった
後半から4バックにもどした後は「やることが変わったわけではない」としながらも、うまくはまったとのこと。プレーが明確になったことで攻撃守備面でもやりやすくなったのでしょう。その上で結果がでなかったことについて「あとは決めきること。もっと厚みのある攻撃をしていかないとゴールは奪えないですし、相手も怖くありません」と反省の弁。 これもこれまでよく聞くコメントになってしまっています。吉田選手は言いませんがシステムの変更はやり難かった状況であったことは間違いないでしょう。
僕たちは勝たなくてはいけません
結果の出ない状況について 「要因を一つ挙げるのはむずかしい」としながら、「相手が研究してきている」ということはもちろん感じているようで、それに対して「技術やアイデアでそれを上回らなければいけません」とまだまだ成長が必要であることについて言及しています。また 監督のコメント同様、気持ちの部分「必死でプレーするだけではダメ。一人ひとりがチャレンジする精神、もっと前にいく意識を持つことが大事」と根本のところに立ち戻る?ことが重要であると言っています。
 
スタメンからはずれてしまったり、なれない3バックであったり吉田選手自体混乱はしていないのでしょうか。米本選手同様、強い気持ちを前面にだし相手選手に当たれる選手ですし、ハードワークも欠かさない選手です。難しい状況を自分達に責任を強く感じることでシンプルにプレーすることを忘れてしまうと吉田選手の持ち味も消えてしまうのでは?なんで心配をしてしまします。
今回も吉田選手のサイドから攻められるシーンも多く見られましたが、攻撃面、守備面でシンプルな決め事や連携があると楽になるのでは、なんて思ってしまいますが、いつも通りもっともっと上を目指しているようなコメントをしています。強い覚悟を持って移籍をしてきた吉田選手を応援したいです

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和泉選手「一人のプロとして闘う姿勢」

明治安田生命J1リーグ第19節 C大阪戦後 選手コメント②
(INSIDE GRMPUS) 和泉・宮原・櫛引選手
(一部公開:和泉選手)

ハードワーク、闘う姿勢というところで相手に負けてしまった
和泉選手も監督同様 この結果の振り返りとして 米本選手を引き合いに出し「ハードワーク」「チームのために走って・・」「チーム一丸」「一人のプロとして闘う姿勢」「チームを代表して出ている覚悟」という言葉をつかって自分達の足りないところ、相手に負けてしまった要因を挙げています。
ミスマッチが起きていた
先制された場面や相手の攻撃に後手になってしまったことを「一概に言えない」としながら、特に前半について以下のようにポイントを振り返っています

・マークというところ、ボールの失い方や組み立て方
・前の選手が点を取ることと、後ろは後ろで我慢強くやること
・サイドバックに対してプレッシャーを掛けられない状況があった(システムの影響?)
・ロングボール1本で前線でタメを作られてしまう場面で前の選手がおいていかれれる状況が多かった
・後手になったことで体力を使ってしまった
・自分達の試合を見て背後を狙われていたと感じた

そういった中でピッチ内で(スタートライン、最終ラインを低くしてやっても良かった。など)修正をすることができなかったとしています。

チームで話し合っていきたい
このような状況に対してはまずは「出ていない選手、ここに来ていない選手、応援してくれている人たちに対して、本当に申し訳ない」と強く責任を感じているようです。それを打破するために「今は技術、頭を使ってやっているところ」とチームの方向性は理解しながらも やはり「根本的にもっと闘うということ、勝ちたいという強い気持ち」が必要であると言っています。米本選手のプレーから「もっとやらなきゃ」と強く感じるところがあったようです。「勝つためになにが必要なのかをチームで話し合っていきたい」と、チームの主力として闘う集団に変えていってくれることを期待します。
 
グランパスの苦しい時からクラブと共に成長してきた和泉選手。文中にもありますが「チームを代表して出ている」という覚悟をもって、チームの主力であるという責任において、「闘う姿勢」をチームにもたらして欲しいです。 我々も今節の米本選手が見せてくれた気持ちに心を動かされました。その上での結果であれば皆が納得できるものです。チーム全員からそういったところを感じることができれば、今の状況は必ず打破できるものと信じています。

他 選手コメント

【ネット選手】
「説明するにはちょっと言葉が見つからないくらい悔しい気持ちです。選手としてしっかりとやり切らないといけない。やり切るためには一人ひとりが考えるべきだと思います」
「チームにコンパクトさがなかったことはハッキリしています。失点の仕方も簡単に失点されている状況で、そこは修正しないといけません。でも1人とか2人のせいではなく、チーム全体としてそこを見ないといけないし、しっかり修正しないといけない」
「応援してくれるサポーターに対して、申し訳ないという気持ちを伝えたい」
 
【中谷選手】
「前半に関しては、自分たちで自分たちを苦しめてしまったし、SBの位置は修正しないといけない。あそこをうまく使われてしまった。自分たちで修正しないといけないところがかなりあった」
「今日に関しては完敗。(最終ラインを)4枚にしていい流れに持って行こうとしたが、なかなかうまくいかなかった」

【ランゲラック選手】
「ミスをその都度修正しないといけないのに、今は連鎖している
「現時点で何を言えばいいかはわからないような状況です」

相手監督・選手コメントから振り返るC大阪戦 

対名古屋

C大阪 ロティーナ監督 コメント
「良いスタートを切れて、ボールを持って、チャンスも作ることができました。ただ、そのチャンスを決めることに苦しみました」
「良いディフェンスをすることができて、前半に先制点を取ることもできました。後半も同じような展開が続いて、相手がボールを持っていましたが、チャンスを作らせることなく、ディフェンス面で良い仕事ができました。そこから2点が入り、最終的には3-0で勝つことができました」
「われわれにとっては難しい試合だったという印象です。名古屋は偉大なチームで、攻撃的な、偉大なライバルという印象です」

「われわれが一番、重要視しているのは、11人で守備をして、11人で攻撃すること。全員で守備をして、全員で攻撃すること。そのあとで、守備のエラーをしないということが重要。」
「11人がそれぞれの役割を果たすこと。それが今日はよくできていた。その上で、守備のエラーを犯すこともなく、90分を終わらせることができた」

高木選手
「ボールの回し方だったり、用意してきたプランをできた」
「途中から出る僕のような選手は、そういった選手たち(試合にでていない)の気持ちも分かるし、彼らの気持ちも背負って戦っている。そういった選手たちのためにも、という気持ちがあるからこそ、今日のゴールも取れた」

ヨニッチ選手
「すごくいい試合ができました。全員がいい仕事をしました。チーム一丸で戦えましたし、ディフェンスも良かったと思います。そのご褒美が、この勝利だと思います。完璧に近い試合でした」

藤田選手
「やっていて、手応えを感じました。持たせるところは持たせようかなと。その結果、そこまで危ないシーンは作らせなかったのかなと思います」
「ボランチがボランチに来るという形だったと思うけど、その分、(松田)陸や(マテイ)ヨニッチから、相手の3バック脇のスペースにうまくウチのFWが流れて、受けられるシーンがありました。それを何本か見せることで、相手も来られなくなるので、そこは良かった」
『相手がこう来たら、ここが空くよ』という練習もしていました。そこは、ウチのスタッフが分析して、落とし込んでくれたので、そういう形がうまく作れた」
「相手はかなり前がかりに来ていたので、後ろが空いていました

木本選手
「名古屋さんはボールをつなぐのがうまいので、ああいう展開も予想していました。我慢して、つながれても、つながせているイメージでやりました」
奪った後の裏は狙っていました。少し裏を狙い過ぎて、マイボールを簡単に相手に渡してしまった部分もあった」

瀬古選手
「(ジョー選手は)やっぱり、懐は深いですし、体が大きいので。どうやって前を向かせずに対応しようかなと思っていたのですが、前を向かれるシーンもありました」

※完全に研究をされ、そのまま実行された感じです。「裏を狙う(後ろが空いていた)」「我慢して」「つながせる」とこれまでの試合後の相手選手コメントと変わらないものになっています。
ここまでわかりやすく、明確な狙いが はまれば相手としてもやりやすいでしょうね。今のグランパス対策はどのチームにとっても非常に簡単ということになるのでしょう。

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C大阪戦後 レビュー記事

泥沼・失速などの言葉が並びます。あたらめてレビュー記事を読むのも厳しいのですが、今を受け入れるために要チェックです。

 

 


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