◆大分戦後のコメント・レビュー 風間監督「場所を使うのではなく、人をはずせ!」

試合レビュー
こりもです

大分戦 皆さんはいかがですか? ジョー選手の復帰は嬉しいのですが、それ以外で何か変わった?という場面(特に前半)もあり 昨日の観戦後の雑感で「すっきりしない」という表現をつかってしましました。

試合後のレビュー記事は概ね高評価だったかと思いますし、大分側からもグランパスの強さを認めたコメントも出ていますが、我々はそれだけでは満足しなくなっているのかも知れません。 試合の勝敗だけではなく、控え選手の活躍、クリーンシート、複数ゴール、押し込み続ける試合展開、スピードと意外性など多くのことを期待するようになっています。それが面白さですから、我々サポーターの目線も上がってきているということはいいことなんでしょう。期待値はあがりまくっていますから次からお願いします!

大分戦の試合後コメント記事を中心に、ピックアップします
明治安田生命J1リーグ第15節 大分戦後 監督会見
(INSIDE GRAMPUS)

※今回の風間監督のコメントからやはり「あと一点」という言葉が出ています。ここまでワンサイドゲームで押し込んでシュート(枠内)も多い中1ゴールではさすがに厳しいです。ここ長らく続いている状態なのが気になります。 ジョー不在時に課題はより浮き彫りになったはず。打開策はあるのでしょうか?

あと印象的なのは「場所を使うのではない、人を外すということ」 のところです。これまでも良く言われている言葉ではあるのですが、「人が居ない場所ではなく、人がいる重要な場所で人にしっかりと対峙し勝て」ということでしょうか。普通はロングボールやスルーパスで裏のスペースを狙ったりするのが得点の常套手段で、事実それで勝ち点を重ねるチームが多いはず。 ただそれでは高い技術で勝ったとは言えない。相手のミス・偶然性や走力(フィジカル)ではなく あくまで「技術」なんでしょう。 見ているとモドカシイと感じることもありますが、これが監督の求めるサッカー。 時間はかかるかも知れませんが、できたら凄そうです。
 
(一部抜粋)
<総括>
1点が足りなかったゲームだったと思います。あれだけ相手を押し込めて、なおかつしっかりペナルティーエリアの中を崩せていたということは、チームの成長という点では素晴らしい。ですが、その中で1点をしっかり取らないと。それではゲームの差になりませんし、そういうところはしっかり受け止めて、また次からやっていきたい。

Q.後半の方がボールを保持し崩していた。前半と後半の違いは?
前半は特に、そんなに大きなピンチはそれほどなかったのですが、自分たちがボールを奪った時に急ぎすぎて、狙いすぎたところがありました。チーム(の狙い)とは全く逆の方向へ行ってしまい、何回か相手にチャンスを作られた。しっかり通すなら問題ないのですが、無理をしてやることではない。無理をするというか、的確であればいいので、そこを指摘しました。

(後半は)安定してずっと攻め込めるようになりました。それからもう一つは、これはずっとやってきていることなのですが、前半は場所に場所にとボールを受けにいっていた。特に前線の選手が空いた場所に入っていましたが、それはずっとやってきているものとは少し違う。人を外さなければいけない。それから、相手のいないところで受けることから始めて、相手をどう外すか、そこの意識を徹底しようと話しました。その点は選手も頭の中でわかっていることなので、そこを変えることはある程度できた

Q.ジョーが復帰。ジョーが与える影響は?
ジョーはここ2試合、ゲームから離れ、(9日に行った)トレーニングマッチにも出られませんでした。ですけど、さすがなところは、彼は場所を使わずに受けている。もちろんコンディションの面では1試合経験しましたから、これからもっと上がっていくと思っています。その中でも、人に対してうまく外すところ何度も何度も受け直すところは、やはりさすがだと思いました。

Q.サイドからクロスと選択がある中で後半はPA内にパスを当てるなど崩しの意識が見られた
クロスという考え方よりも、やはりラストパスですから、いろいろなところから、いろいろな球質で狙えばいいと思います。ただし、前半よりは後半、多少「点」が見えてそこを狙っていましたが、もっと通ったな感じるシーンが沢山ありました。そこのところは、ずっとあるテーマですし、これでいいということはないので、これからも高めていかなければならない。



対名古屋コメント

大分 片野坂監督 コメント

「これが今の実力。これからも続く強敵との戦いに立ち向かうため、積み上げた戦術や判断ができるようにしていかなければ」
「攻撃に関しては意図してやろうとしていたことがあったのだが、なかなか上手くいかず、力の差の見える厳しいゲームになったと感じている。これがわれわれの今の実力だと思うし、この強い名古屋さん相手に、次回はアウェイで戦わなくてはならない中で、今日のゲームよりどれくらい成長しているかをチャレンジできるようにやっていくしかない」

風間監督との対決について
「風間さんとはJ2時代も対戦させていただいたし、今季はルヴァンカップでも同グループだったので、対戦は3回目。お互いに考え方や戦い方を熟知した中での対戦となったが、どちらかというと名古屋さんは横綱相撲というか、自分たちのスタイルを変えずに戦ってこられて、われわれはその名古屋さんに対し、今日はもがきながらもなんとか勝点1を取った。内容にも差があったし、選手ひとりひとりの質とか判断とかクオリティーを持っている選手がいる実力の差を感じた。そこにはいろんな、クラブ力とか財務だとかいった兼ね合いもあるのではないかと思うが(苦笑)、そういうせいにはしたくない。だからそんなわれわれが太刀打ちできるためには、ボールを保持して名古屋さんの守備をなんとか剥がしていくということをしなくては、勝点が取れないのではないかと思う。

風間さんは本当に、現役時代から非常にこだわりもあるし、自分の信念を曲げない方だった。貫いてくる方だと思っている。今日は名古屋さんのそういうストロングがすごく出たゲームだったなと思う」

 
前田選手
「今日は相手がすごく強くて、ほとんどボールも持たれていて、自分たちのサッカーができなかったことが悔しい。負けなかったのは大きい。連敗を止めて得た勝ち点1を次節の勝利につなげたい」

高木選手
「相手は自分たちから動いてボールを回しチャンスを作るのでなかなか奪えず、ラインを低くしてゴール前を固めて守るという守備に、自ずとなってきてしまう。それでもしっかり今日は守れたのでよかったが、とにかく攻撃力がすごい。その中で今日はカウンターでチャンスも作れていたし、そういう戦い方もある。相手は強かったし上手かった。上手い選手が多かったので楽しかった」

※同じボールを保持するというスタイルを目指しているチーム同士の戦いで、監督・選手は名古屋の質の高さをコメントとして残しています。ただスタイルを変えるのではなく、求めるものを追求していくというスタンスは風間選手のそれと同じ。 この試合でさらに大分が成長してくるかもしれません。 監督が「財力」「クラブ力」という言葉は本心なのでしょう・・・

 

大分戦後 選手コメント 

吉田選手「300試合出場 嬉しい?」

 
明治安田生命J1リーグ第15節 大分戦後 選手コメント①
(INSIDE GRAMPUS) 吉田、金井選手
(一部公開:吉田選手)

この試合では失点・得点ということ以上に前半と後半でサッカーが大きく変わりました。その前後半の試合展開の違いについて以下のように振り返っています。
 
前半は前に行く意識が強く選手同士の意志疎通が出来ずバラバラに
「失点シーンも含めて、本当に紙一重」
「前の選手をしっかり引かせてコンパクトにして、前の選手と後ろの選手でスペースを埋めながらやることが最善だった」「前と後ろがバラバラになってしまった」
「相手のカウンター時にウイングバックのマークに付くのか、それともFWの選手に付くのか迷いがあった」

後半はいいポジションを取れたことでパスやボール奪取ができた。チーム全体で「行くか行かないか」はっきりできた。
監督からの指示は「取ったボールをしっかりさばいて、落ち着かせることが必要だ」
それを機に「力を使うところを、セカンドボールを拾うことや、ポジショニングに集中できた」としっかりと修正できたようです。
 
また得点シーンについては「外だけじゃなくて中にも」と監督から言われていること。また和泉選手にも監督から「ゴールに近づくにつれて、パスだけじゃなくて仕掛けることを意識しろ」という言葉が形になったと話しています。また決まりことだけではなくゲームごとにやることを変化させる必要性も感じているようです。

ドローという結果については「勝ちきれる場面はあったとも思っています。とはいえ、今まで以上にチャンスを作れていたので、そこは評価できる」とやはり内容と結果から両面での評価です。ポジティブに課題を克服していくという状態になればいいですね。

自身の300試合出場については「嬉しい?」としながら「あまり気にしていないですね。ただ、自分の持っているものを、毎試合毎試合全力で出すことをポリシーにしてやっています。それでチームに貢献して、監督の信頼を得てという感じです」とあくまで今と将来を見たコメント。
「パフォーマンスを落とさずに、波がなくプレーすることは難しい。まだまだですけど、やっぱり練習です」としっかり先を見て自分の進化・成長に貪欲な姿勢は忘れません。
 
 
完全にグランパスの主力となった吉田選手。大分戦でもかなり高く位置取りをし攻撃面で多く顔をだしていました。あとはコメントにあるようにバランスと戦局にあわせた動きが必要だったのdしょう。力の差や相手のスタイルで攻撃できるというゲームは今後も多くあるかと思います。他選手との連携・連動(目を合わせる)や戦術眼でさらにゲームの質を高めてもらいたい。 ただ吉田選手の攻撃参加と運動量は魅力の一つです。チーム連動の上に「外だけでなく中にも」と監督の指示通りに自由なプレーで走り回る吉田豊を見たいです

ジョー選手「不安もあったが貢献できた」

明治安田生命J1リーグ第15節 大分戦後 選手コメント②
(INSIDE GRMPUS) ジョー・前田選手
(一部公開:ジョー選手)

まずは怪我からの復帰を「嬉しい」としながら 状態や手応えについては充分にあったようなコメントです
ジョー選手もゲーム内容と結果について、この試合での手応えや良かったところと、残念だった課題となるところについてそれぞれコメントをしています

手応えについて
「前線でボールを収めて、攻撃に貢献できた」
「内容は決して悪いものではなかった。良かったと思います」
「難しい試合の中で得た勝ち点1は大きい」
「失点の場面を除けば、前半も決して悪くなかった」

課題・残念な点について
「勝ち点3を持ち帰ることができなかったことはすごく残念」
「僕にボールに入った時は、相手の選手が3人くらいいる状況で、すごく難しさがありました」
「我々のチームがしっかりチャンスを作っていたので、決めきれなかったことはすごく残念」

怪我明けで不安がある状態であってもFWとしては「決めきるところ」が一番の課題でしょう。それがチームの成績に直結することはジョー選手も充分理解した上で悔しさはあると思います。
ただジョー選手は今となっては点を獲るだけのFWではなくなってきています。GKへのプレスについても「GKからのパスコースを切れば、相手にはロングボールしか選択肢がありませんでした。そのロングボールで我々が競り勝てば、攻撃につながります。その意識があったので、パスコースを切っていました」とも言っています。そういったプレーや、監督がいうようにペナ内での存在の脅威や戦いはチーム全体に影響を及ぼすものと今節も痛感しましたし本人もその役割をしっかり理解しているのでしょう。
 
試合前日までジョー選手が復帰するのか半信半疑の状態。スタメンを見たときは安心をしましたが、まだそのプレーに重さは感じたものの常に最前線真ん中で相手3人を相手に戦ってくれました。今回のコメントを見ても点を獲れば良いという選手ではなくなってきましたし、ジョー選手もチームの勝利や成長に目を向けていることはわかります。それは中断前の2試合でも明確になりましたが、ジョー選手の動きや存在で試合の運び方が大きくかわってしまいました。もちろん得点には大きな期待はしていますし、責任もあるでしょう。スペシャルな選手を最大限使うのは当たり前の話しですが、ただそんなジョー選手頼みにならない各選手のレベルアップや崩す形を中断明け1戦目で示して欲しかったというのが本心です。 

他 選手コメント

【前田選手】
「あそこ(右サイド)でボールを持てば自信があるというのは変わらないことです」

【アーリア選手】
「自分を含めてもっとボールをうまく受けたりできればと思いました」

【シャビエル選手】
「最後の最後を攻めきることができなかった」
 
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大分戦後 レビュー記事

多くの記事では 「強いグランパスが復活した」「力の差を見せ付けた」というような内容が多いです。


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