◆丸山祐市 グランパスのキャプテンとして 6つの強さ

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(画像引用:グランパス公式)

こりもです

序盤(14節)を終えリーグ4位とまずまずの状況で 代表ウィークへ。ようやくリーグ再開でワクワクが始まってきていますが、まだ中断前の2試合の残像が・・・ 不発に終わった攻撃。失点を重ねた守備とバランスを崩したチームの姿にどうしても不安があるんです。

この中断期間中に明確になった課題に対してチームは動いていると思いますが、こういった状況だからこそ、チームの柱 丸山選手に注目したいところ。昨シーズン途中加入で早速 今シーズンからキャプテンを務める丸山選手がチームの中心となって残りのシーズンを駆け抜けてくれると期待しています。

そこで 丸山選手のキャプテン(柱)として”任せていい理由”をまとめてみます。

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グランパス選手としてキャプテンとしての覚悟

移籍・契約時のコメントからみる覚悟

(FC東京を離れる際のコメント)一部抜粋

「移籍は大変難しい決断でした。この半年間を振り返ると、チームが好調を維持している中で、僕自身このままでいいのか、不安や迷いなどの想いが強くありました。たくさん悩み、考え抜いた中で、新しい環境でチャレンジし、一選手としてもっと成長したいと思い移籍を決めました。」

(グランパス加入時のコメント)

「今回シーズン途中の移籍ということで、非常に難しい判断ではありましたが、名古屋グランパスの熱意に押され決断致しました。風間監督が目指しているサッカーに1日も早く順応できるよう頑張りたいと思います。また、チームの現状を変えられるように、自分の100%の力を出して戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」

(2019年契約時)一部抜粋

「2019シーズン、名古屋グランパスと契約を更新させていただきました。『感謝』・『喜び』・『責任感』を持ち、一日一日を大切にしていきたいと思います。どんな状況でも僕達を鼓舞し続けてくださったファン・サポーターの皆さん、ありがとうございました。来シーズンも熱い応援よろしくお願いします」

グランパスへの移籍時にはかなり悩んでのグランパスへの移籍。 9年間在籍したチームを離れるという、また年齢的にも相当の覚悟があったことでしょう。これまで高校・大学・Jリーグ加入、移籍と多くの岐路に立ってきた選手ですが、前を向いた決断をした訳です。その都度チャンスをつかみステップアップをしてきたこともあり、順応性や強さはこれまでのキャリアからもわかります。

また加入後半年での契約更新時はもはや長年いる選手のような「グランパス愛」を感じるほど。移籍の決断は間違えていなかったことがわかります。『感謝』・『喜び』・『責任感』と言う言葉は印象的で、チームの進歩と自身の進歩がしっかりリンクしています。

コメントから見るキャプテンとしての覚悟

「今年キャプテンを任命されました。優勝争いできるよう、風間監督のもとチーム一丸となって頑張っていきます! 引き続き応援よろしくお願いします」

「全員がまず優勝を狙わないと。何位狙ってます、というのはおかしいなと思います」

「僕はそういうことから逃げてきたタイプ。キャプテンをするキャラではありません。ですが、やるからにはしっかりやりたい。(組織運営が)難しくなったときに人の顔、本当の姿が出るといわれます。僕自身、ブレないようにやらなくちゃいけないと思います」

「(主将として)どうなるかまったく分からないです。でも、間違いなく成長できる。新しい自分の一面が見えてくると思います」

 

冷静な目をもった丸山選手ですので、その覚悟と自信があったからこそ受けた「キャプテン」という役割。 そんな未体験の「キャプテン」という責任と役割にも積極的に向きあい、今シーズンからプレーに加えて、チームのまとめ役・柱として前面に立っています。その役割として 他選手のケアやフォローをしている姿を多く見る事ができます、またファミリーに対して、クラブに対して、監督に対して、結果に対して と多くの責任や役割があるはずですが、人間性も含めこれまでの経験からの信頼がある丸山選手だからこそ 我がグランパスの「キャプテン」を任せられます。 
※クラブがインフルエンザ警報発令に伴い、キャンプ前のファンサービスは行わないことを決めた際に、キャプテン丸山選手の訴えで何とかできる方法を探し条件付きではあるがファンサービスを実施したということがありました。サポータへの責任と愛を見せてくれた出来事として記憶に新しいです。

その他

2019年5月16日に第一子(男子)がめでたく誕生。「第一子が誕生し、嬉しく思います。元気な子を産んでくれた妻に感謝します。 より一層、責任感を持ち、頑張ります」

とここでも「責任」という言葉。 守るものが増えた時は大きな力がでてくるはずですね。

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成長したいという気持ち

前途の移籍の決断のうらでは他選手同様、「風間監督の下で成長したい」というのが最も大きな移籍の理由としてあった丸山選手。常に風間監督の求めるサッカーを理解し、自分の技術面での成長とチームの進化を当てはめ 監督と共にチームをひっぱっている姿が見られます。

「風間監督のもとで自分たちのスタイルを構築しつつ、できなかった部分を次の週の練習からやっている。今は本当に良い状態なのかなと思う」

というような監督の考えに沿ったようなコメントをよく見ます。 上手くなりたいという強い気持ちが、監督のサッカーのへの理解や技術の習得に向かわせているのでしょう。 そういった思いがチーム(他選手)へ良い影響を与え、監督とチーム、結果を結びつける役割になっていることは間違いないでしょう。

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羽陽曲折のサッカー人生で育まれたキャプテンとしての素質

競争から学んだ厳しさ

高校時代に大きな怪我をし、大学時代と 決してサッカー選手としてエリートできた訳ではなかった学生時代。 その証拠に当時の恩師は「当時の彼はスピードがなかったんですよ。あとは背後が弱いところもありました。でも、きちんとボールは蹴れるし、技術はしっかりしていましたね」と語っています。

「サッカーをやりきりたい」と再び厳しい競争の中でのサッカーに取り組んだ大学時代。

そういった競争の中での教えとして以下のようなことがあったようです。
・強烈な競争に挑むことで厳しさを知る
・一生懸命にトレーニングに励んでいることが無駄にならない。報われることを知る
・その瞬間、その瞬間で役割と責任を意識

努力をする大切さや闘うためのメンタルを鍛えられたことがわかります。

恩師との出会いと 人としての成長

「常に礼節を重んじるというか、謙虚さを持つことや感謝の気持ちを持つことを教わりました」と今の丸山選手の信頼される部分がこの時期の恩師との出会いと教えで形成されたと言っています。またサッカーを通じて「自らで課題を見つけ他選手と話し合いながら解決策を見出していくということ」も経験したことが、「人間として成長できた」とも言っています。 この時期にサッカーを通じて人間性を磨くことができたようです。 今のコミュニケーション能力や人に好かれるその人柄はこの時期に磨かれたことなのでしょう。

また「自分の個性を組織の中で輝かせることができるか。組織の成功の裏には、しっかりと自分の活躍もあるというチームであり、選手を目指してほしかった」いう思いを持った指導から、まさしく今のキャプテンという役割には不可欠なな、個とチームとの関連性について植え付けられたのではないでしょうか。

この時期には監督からの教えや方針をしっかりと理解し具現化することをこの時期から意識し体現するという素質を身につけていたようです。

冷静な判断と客観性

なんと!そんなサッカーに向かいあったはずの大学時代にも関わらず いくつかのJクラブからの誘いやユニバーシアード代表やU-22日本代表入りの道を断り、一般企業へ進路を決めてしまうんです
当時のことを本人は

「Jクラブの練習に参加してみたらレベルが高すぎて……速いし、強いし。その当時は身体が細かったこともあって、とにかく圧倒されてしまって。これはプロの世界では生きていけないなって思ってしまったんです。今思えば、完全にビビっていたかもしれないですね」「今、名古屋グランパスではキャプテンをやらせてもらっているので、そうした部分はあまり出さないようにしていますけど、どちらかというと小心者なんですよね(苦笑)。特に学生時代の自分は、越えられるか越えられないかのものに対して、ギリギリ頑張って越えられるのであれば挑戦していたけど、自分が100%の力を出しても、60〜70%の可能性だったとしたら、キュッと自分を止めてしまうところがあったんです」

と 本人は弱さを強調した言い方をしていますが、言い換えれば そこには本来の性質や大学生活で培った冷静な判断力、自分を客観視する力を見る事もできます。丸山選手も「良い意味で捉えたら、そうなりますよね」とのコメント。

結果、第一志望の企業が不合格になったことでプロサッカー選手の道を歩むのだが。。

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チームを牽引するプレー

確かな技術

CBというポジションで左利きという選手はそう多くいない為(昨年のホーシャもそうでしたが)実はその存在自体が貴重なもの。またサイドバックの経験もありポリバレント性も持ち合わせています。

その能力はカバーリングの良さ、空中戦での強さなどもあり、足下の技術もしっかりしています。またビルドアップ能力や正確なロングパスはチームの攻撃の選択肢を増やし、グランパスの求める攻守一体を可能にできる選手であることは間違いありません。

豊かな経験

それまで2年間で僅か3試合のFC東京時代からの湘南へのレンタル移籍で自身・チームを大きく成長させる活躍を見せています。こういった厳しい状況での経験からも、逆境を克服していく力が見て取れます。

当時の曹監督から『監督やコーチに言われることだけじゃなくて、オレらで考えなきゃいけないんだ』勝負に対しての責任を教わったようです。

また今のグランパスに求められる攻守一体、全員サッカーをすでにこの時期にチームのスタイルとして経験をしています。当時は三竿雄斗、丸山祐市、遠藤航のスリーバックで「1対1のトレーニングで、攻撃の選手が守備の練習もします。もちろんその逆も。3バックの選手は、ペナルティボックスの近くで攻撃の仕事をしないとといけない」とDFがアタッキングサードへ侵入する場面も少なくないサッカーを経験。まさに風間監督のフォーメーション「11」のようです。今のスタイルや求められることに違和感なく順応できたのも、基礎の部分はこの時期の経験から生まれたものなのでしょうか。

また日本代表として高いレベルでのサッカーも経験済み。当時 CBでコンビを組む吉田選手もその能力を認めており

「もし一緒にプレーすることになれば楽しみ。マル(丸山)は代表に入ったときよりも自分の意志が見られるし、代表でほかの選手を見てそれを自分のクラブに持ち帰って向上していると思う。良い状態だと思うし、普段FC東京では日本で一番良いCB(森重真人)の隣でやっている。(日本代表では)ただ学ぶだけではなくて、ポジションを奪っていかないといけない。僕も当然奪われる側になるけど、特にCBはほかのポジションに比べてこれまで競争が少ないので、競い合っていければいい」

というコメントを残しているほどです。

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チャンスをものにする強さ

FC東京では、レギュラーへの道は遠く、サブメンバーとしての時期が長かった丸山選手でしたが、他DFが怪我で戦線を離脱。代わりに起用されたことがきっかけでそのチャンスを生かし頭角をあらわすようになった。その後はレギュラーを勝ち取り高い評価を得る。

またクラブでレギュラーを獲得してから1カ月後には、日本代表も他選手の負傷により追加で招集を受け ロシアW杯アジア最終予選で途中出場を果たす。

いざ巡ってきたチャンスをつかむのは意外と難しいこと。運もありますが、普段からの準備が実ったエピソードです。

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溶け込む力(順応力)とコミュニケーション力

2018年6月 移籍加入からあまり時間がない中で順調にチームへの順応ができた。プレー面ではもちろんですが、それ以外でも「なぜか若手たちにはよくイジられるキャラというのが定着しつつある。チーム最年少の菅原由勢には何かおねだりさた」「話を聞いている最中に近くを通り過ぎていく櫛引一紀や宮原和也に尻を触られ、「なめられてるんですよ」と笑顔」 

とオフザピッチでもその優れたコミュニケーション能力が発揮された。今も多くの選手と絡んでいる写真や場面を多くみます。 その姿から 厳しく、怖い リーダー像ではないのかも知れませんが、人の懐にはいり目線を合わせて共感し 導いていくタイプのリーダなのかも知れませんね。

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最後に

このようにまとめてみると 我らキャプテン丸山祐市を作り上げてきたこれまでは非常に興味深いものでした。 グランパスに加入したことが丸山選手の集大成となるよう、今後の丸山選手の更なる成長とそれに直結するグランパスの進化を期待せずにはいられません。 これからも多くの苦境に立たされることはあるかと思いますが、監督と共にチームを任せられる選手がいることは非常にたのもしいです。

進化し続ける 新たなチームのキャプテンとして、記憶と記録に残るキャプテンになってくれるといいですね。皆で応援しましょう!

 

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