◆レジェンドから引き継いだ「1」を背負う ランゲラック「借りを返す」

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 [写真]=Getty Images

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ランゲラック選手「好調」から「らしくないミス」

今シーズン好調を支える守備

 

2019年シーズンが開幕し、グランパスは快進撃を見せる。中でも新加入選手の活躍もありゴール前でのピンチの場面も大幅に減り、ランゲラック選手も昨年に引き続き安定したプレーでゴールマウスにカギを締める。DF陣とも連携も深まりホーム5戦連続無失点に大きく貢献。 それに合わせて負けないチームになり順位も上位をキープする。

途中脳震盪というゲーム中のハプニングで離脱を余儀なくされるも、復帰後も変わらずグランパスのゴールを守り続け、周囲が驚くようなビッグセーブも当たり前のようにさらりをこなしてしまう。決定的なピンチも何度も防ぐ場面が多く見られています。 昨年以上に安定したプレーは結果として示し始めていました。

 

「シーズンの最初にも言ったように、使い古された言い回しがある。試合に勝つためにはゴールを奪えばいいが、優勝するためには失点しないことが大事だということだ。だからディフェンスをもっと強化しなければならない」

「去年は大変だったが、今は良くなっている。チームとして信じられないほど良い戦いができている。試合が終わるといつも、力強く戦ってくれたみんなに感謝を伝えている。今年の彼らの後ろにいられるのは素晴らしい気分だ」

「僕はいつも落ち着いて試合ができると感じられる。全員が監督の要求するとおりに、すごく高いレベルのプレーをしているからね。今のこのチームで戦えるのは最高だよ」

とチームとしても自身としても満足できるシーズンを送っていたところ。

そんな中 オーストラリア代表に選出と嬉しいニュースも。まさにこれから華やかしいキャリアを積むところでした。

ランゲラック選手、オーストラリア代表メンバー選出のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト
ランゲラック選手、オーストラリア代表メンバー選出のお知らせ。ニュースのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

今シーズン初の連敗

そんな中 13節と14節 下位チームに連敗。守備にほころびが出始めたと「らしくないミス」をしたランゲラック選手への批判が出てきています。

12節の川崎戦での失点(セーブミス?)

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ランゲラック選手、体調不良でオーストラリア代表辞退

ランゲラック選手、オーストラリア代表辞退のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト
ランゲラック選手、オーストラリア代表辞退のお知らせ。ニュースのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

 

と絶対的な守護神に心配な状況が続いています。GKとは一つのミスが大きく取りざたされるポジション。改めてその責任と存在の大きさを痛感します。

ただ 我がグランパスのGKは誰でもなくミッチです。(もちろん武田・渋谷選手も応援していますよ)他チームにも誇れる守護神なんです。決してこれまでも順調にきた選手ではありません。その都度自分のレベルを上げながら能力をあげてきた選手です。必ずこれをバネにし、倍にして返してくれると思います。

そんなランゲラック選手のこれまでと「強さ」をまとめてみます。

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新天地を求めグランパスへ

華やかなキャリアの裏に苦悩の日々

・2007年 メルボルン・ビクトリーFCでプロデビュー
→レンタルでサウス・メルボルンFC
→メルボルン・ビクトリーFC

オーストラリア時代も高い能力を評価されながらも正GKの座をつかめなかったが、ドルトムントからの三度のオファーを受けてヨーロッパに新天地を求める。

・2010年から5年間ブンデスリーガの名門ドルトムントに所属(香川選手ともチームメイト)
・2015年から同リーグシュトゥットガルトへ移籍し2部で34試合に出場し昇格に大きく貢献。
・その活躍が認められスペイン1部のレバンテへ移籍をするも出場機会が得られない状況であった

ヨーロッパ主要リーグでのキャリアでは正GKの座につくことも難しく前所属のスペイン1部レバンテではカップ戦要員。ドルトムント在籍時もドイツ代表GKロマン・ヴァイデンフェラーの控えに甘んじており、正GKについたのは当時2部のシュトゥットガルト時代だけだった。そういう意味では高い能力とクオリティを持ちながらも決して華やかなキャリアを残すことはできなかった。

そこで名古屋グランパスに新天地を求めて2018年シーズン、チーム指導直前に電撃加入。

世界基準を見せ付けた1年目

2018年に電撃加入したあと、発展途上であったチームの中で屈辱的な失点や敗戦も感じた状況の中でも、その能力はサッカーファンには浸透していき、ジェットコースターのようなシーズンを通してリーグ戦全試合出場と、その能力と存在感を示してくれました。

セーブ・キャッチ・判断力・キック精度において、その身体に染み付いた技術はまさに世界基準。J1残留にはランゲラック選手の存在が不可欠なものでした。

「GKとしてやるべきことは日本でも欧州でもほとんど変わらない。突然何かが起こっても常に反応できるようにしておくこと。どんな日でも、どんなスタイルでも、世界中どのリーグでも、GKとしてゴールを守る仕事、準備しておくことは同じなんだ。

もし相手がシュートを打ってくるとき、それが5mの距離からでも、6m、7m…10m離れていても僕がやることは変わらない。これまで僕がプレーしていたブンデスリーガであろうと、チャンピオンズリーグであろうと、今いる日本であろうと、GKは常に準備していなければいけないことは変わらないし、試合中は毎分毎秒スイッチを入れておかなければならない。それがどこかで変わるとは思わない」

とチャンピオンズリーグ(CL)など世界最高峰の舞台を経験したその高い基準で、絶対的な守護神として最後までチームの為に闘ってくれました。

名古屋の1を引き継いだ絶対的な守護神

新体制発表会にて

背番号1を背負うことになった。 名誉で楢崎選手から受け継ぐことは大きな責任。
楢崎選手はクラブ・日本のレジェンド。 今シーズンもクラブ、楢崎選手が誇れるようなプレーをしたい。
昨年は楢崎選手に助けられたクラブに馴染めるようにサポートもしてもらった。一緒にトレーニングしたことを覚えている。
本当にありがとうございました。 今後の人生に幸運を祈っています。

という楢崎選手へのリスペクトと共に並々ならぬ決意と覚悟で新たなグランパスの1を背負うことに。

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最後に

ランゲラック選手のGK哲学

『常にチームを助けること』。あくまでチームにとって正しい決断を下していきたい。僕のいいプレーが出ればチームにいい影響を与えることができる。そうなれば僕はハッピー。さっきも話したように、僕がフットボールをプレーする上で一番の喜びは、チームを助けられた瞬間だね。いい判断を下したり、いいセーブを見せたり、そういうチームのためのプレーを示していくことが僕の哲学だ」

9歳か10歳から「ボールをキャッチすることがうまかった」「天性の才能だと思います。動きもダイビングキャッチをすることも好きだった」と始まったランゲラック選手のでキーパー人生は華やかしくも苦悩の連続の中で強くなってきたものなんです。

その強い哲学と信念で確実にグランパスを勝利に導いてくれるはずです。

そんなミッチを信じて応援しましょう!

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