◆小西社長 「ホームタウンをグランパス一色にしたい」(他グランパス関連ニュース 2019.5.28)

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こりもです。

グランパスの盛り上がりはすごいですね。動員数・ファンクラブにおいてどんどん記録更新と勢い増すばかりです。イベント・広報などクラブの努力や チームの成長「勝利」「サッカーの面白さ」全てが上手く作用している結果なのしょう。サポーターとしてはクラブが大きくなることは非常に嬉しいですし、誇りになります。これからもこの勢いを止めない為にもさらに面白い・強いグランパスを全国(いつかは海外)に見せ付けれるよう応援します!

そんなグランパスのこれまでの軌跡や、背景など平均観客数歴代1位をたたき出した際の小西社長のインタビューを元にまとめていきます。

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グランパスストーリー 誰もが認める面白さ

赤で埋め尽くされるホームゲーム

J2からこれまでの軌跡

スポーツビジネスに注目が集まるなか、サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトは昨年、リーグ戦平均入場者数2万4660人と歴代1位を記録した。トヨタ流の経営の結果と言われることもありますが、サポーターにしっかりと「顔」と「声」を出してくれる小西社長の存在は大きいのではないでしょうか。

小西社長ってどんな人?

小西工己(こにし・こうき)
名古屋グランパスエイト 代表取締役社長。
1959年山口県生まれ。
1982年に現トヨタ自動車に入社、広報部長や技術管理本部長などを歴任後、。2016年4月からは「カローラ」「カムリ」など中型車を担当する社内カンパニーのエグゼクティブバイスプレジデントとして活躍。
16年12月名古屋グランパスエイト顧問、17年4月から現職。

就任時の背景

2010年の優勝からまた中位に甘んじるシーズンが続いていた、グランパスは15年4月 トヨタの豊田章男社長を会長が会長に就任し、トヨタの子会社にするなど経営基盤の安定を元に 名門・強豪チーム化を目指したが残念ながら2016年に初のJ2へ降格を決めてしまう。豊田社長は「抜本的に全てやり直す」との方針を示し、そこで “司令塔”として豊田社長の信頼が厚い小西氏に白羽の矢が立ったということです。

 

その時のことを「豊田章男社長から執務室に呼ばれました。「なんで呼ばれたかわかるか」といわれたんです。もしかしたらグランパスの件かなとは思ったんですが、「なんでございましょうか」と。そして「名古屋グランパスの社長をやってくれ」ということを、丁寧に説明されました」と振り返っています。

就任時のミッションとは

豊田社長から「なんのためのグランパスかわからなくなっているから、強くてお客さまから愛されるグランパスに復帰させてくれ」ということでした。それと、「1年でのJ1復帰を命ずる」

回答は「イエス・サー」「もう、しっかりとやらせてもらいます」 と「思う存分やってくれ」のやりとりでミッション確定! 

そんなミッションに向けて歩き始めてまずは、本社移転を含めた現場と会社の距離を縮めるなど、クラブ全体の意思統一や目標共有、クラブを一つにまとめることを最初の仕事として始めたようです。

苦悩のJ2からのスタート

「対戦相手は知らないチームばかり、スター選手もあまりいない。優秀な選手は、すぐにJ1に引き抜かれるし、グランパスも多くの選手が出ていって、まるっきり違うチームになっていました」という中での 1年J1復帰のミッションはかなり難かしさはあったようですが、一緒にクラブに加わった風間監督を徹底的に信じ、任せ、結果1年で復帰させた監督の手腕に対しては「さすが風間監督ですね」と賛辞を送っています。

逃げずに立ち向かった2018年

13戦勝ち無し、順位はダントツ再開。全く光明が見出せないグランパスに多くのサポーターは業を煮やし、監督解任を要求するまでの事態にもなった時、小西社長はサポーターの前に立ちます。

その時の様子を「かなりザワついています、ちょっと一言話してください……と部下からいわれた。 スタンドでマイクの前に立ったら、2万人のお客さまの大ブーイング。「辞めろ!」「バカたれ!」とか、いっぱい、結構しっかりと聞こえるんですよ。ただね、頭の中は不思議と澄んでいて、冷静でした。挨拶のどこかで、このブーイングを絶対に拍手に変えてやるぞ、と思っていました」と語っています。そこ言葉でも覚悟が見えます。

「サポートに対しての感謝を伝えて、「2年前の悔しい思いは、決して繰り返しません」と、ゆっくり、はっきり、申し上げた。あの言葉で、ブーイングが拍手に変わりました。「悔しい思いをさせません」ではなくて、「繰り返しません」と一人称で申し上げました。そういう自分の強い想いをお伝えして、そこに共感していただけたから、拍手になったのだと思います」とサポーターと共に戦う。逃げずに立ち向かうというその姿に多くのサポーターは納得したのでしょう。まだ半信半疑のチーム状態の中でしたが我々サポーターも少しですが、期待と覚悟を感じたことを覚えています。

そして最終戦の挨拶での「5月20日の皆様方とのお約束、ここに完結いたしました」皆の心に残る言葉へとつながりました。

知られざる苦悩

最前線に立って力強くクラブを先導していた小西社長もさすがに、心労は絶えなかったようで、その時の状況を「負け試合の後、次の試合までの1週間、W杯のときは、負けてから次に勝つまで3カ月間、正直いって、地獄でしたよ。悶々とするし、弱気の虫が出る。もともと、僕はタフなほうだと思いますし、弱くはないんです。それでも、睡眠が浅かったり、受験に失敗した夢を見て飛び起きたりしましたよ。J1復帰も、残留も大変だった。白髪になるし、薄くもなるし」と振り返っています

チームと共に

毎試合試合会場に顔を出し選手との交流、時にはサポーターとも交流するなど、まさにチームと一体化していた小西社長ですが、嬉しかった出来事として以下のようなエピソードをあげています。

誕生日に非常に大切な柏レイソルとの試合(ご存知DAZNでの特集「LOCKER ROOM」で取り上げた試合)で 勝利後にロッカールームで、選手がバースデーケーキを囲み「社長おめでとう! 万歳!」ってやってくれたことは、最高に嬉しかったできごととして語っています。 

DAZNの特集動画でもその場面はしっかり移っていて、試合後、風間監督がすぐさま社長に発言を促し、「ハッピーバースデー こにたん」とチーム全員で盛り上がった様子を見てチームの一体感を確かに感じることができました。

ビジネスの側面から見るチーム運営

◆チームの経営
チームが興行し、プレイし、それを広報、宣伝、チケットの販売などが支える。すべてチーム一体となっている。

◆チームを支える体制
正社員の非プレーヤーは約40人。選手、監督、コーチ、アカデミーやスクールの指導をするコーチやスタッフなどを入れて、110人くらい。トヨタからの出向者はおらず、私以外はみんな生え抜きです。会長はトヨタ副会長の早川茂さん

経営面から見るJ2の厳しさと豊田流

「僕が責任をもつから挑戦しよう」と話して、最終的に「去年を超えよう」

「できない理由ではなくて、一つでいいからできる理由を考えて、実行に向けて動こうよ」

J1からJ2に落ちることで、ホームゲーム年間入場者数は約3割減るという想定での予算編成に対して、予算は全部3割減になった中でのJ1復帰のミッション。

状況を考えればクラブ全員が当然のことだとしていたそんな考えに、社長はそもそも減る前提ということに異論を呈する。 「J2に落ちたらビジネスが“縮小”するの?」とそもそもの所からスタッフに投げかけ、「弱いからです」「相手様もあまり魅力がないからお客さまが入りません」という、言っていれば当然とも思える回答が返ってくる。

それに対しこれまでのJ2でのデータを調査した結果、マイナス10%で済んだケースがあったことから、それを皆に示し高い目標に修正ることで、全員の目線を上げることに成功したようです。

結果として現れた入場者数増加

2016年の31万9000人を超え、2017年は32万3000人を達成!
さらに2試合プレーオフを追加で最終的には、37万人と見事前年を超える


2018年もその勢いを失うことなくさらに前年を超える記録
目標40万人に対して、44万4243人。
鹿島戦では、豊田スタジアム歴代入場者数(4万3579人)の最高記録を更新。
リーグ戦平均入場者数は2万4660人で歴代1位という記録まで打ち立てる。

◆2018年シーズン 観客動員数 過去最高! 集客大作戦!
こりもです2018年シーズンは苦しくも・・・ かなりグランパスにとってはとても盛り上がったシーズンでした。なんと過去最高の動員数を更新するほどスタジアムはサポーターであふれました。 土日に仕事で行けない私も以前は急に時間が空い...

その背景には「4万人ありき」のマーケティングではなくお客様一人一人を見てカスタマイズした提案をしてその積み上げで「4万人」を見ろとの小西社長の考えと指導があったようです。

具体的施策

・Eコマース(電子商取引)のJリーグチケット(Jチケ)の販促
 →Jチケ会員の増加(2016年:31,200人から2018年:117,800人 3.8倍増)
 →メルマガの活用


・小・中学生1万人無料招待
 →ファンクラブ会員数増加(2016:14,410人から2018年:21,893人 1.5倍増)

グランパスをもっと近くに

名古屋グランパス「ファンクラブ」創設以来、27年間で歴代最多の会員数を更新!

名古屋グランパス「ファンクラブ」創設以来、27年間で歴代最多の会員数を更新!|ニュース|名古屋グランパス公式サイト
名古屋グランパス「ファンクラブ」創設以来、27年間で歴代最多の会員数を更新!。ニュースのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

・スタンプラリー

・ガールズフェスタ
  女性のお客さま先着1万人にユニフォーム配布
  グランパス公式応援メイクとか、フェイスシール、グランパス色のルージュ(資生堂)
  →女性来場数増加(1万人超え 女性割合18%から35%) 

・「鯱の祭典」
 →スポーツファッションで歩くことが「かっこいい」という雰囲気をつくって、最後はスタジアムでグランパスを応援
 →ユニフォーム長く着ることで、スポンサー様にとってのバリューが上がる。

◆この夏もグランパスが熱い! 『鯱の大祭典』 BEAMSユニで全勝だ!
こりもです関連ニュースをいつも通りチェックをしてたら、「大名古屋展」・「鯱の大祭典」すごい話題になっていますね。 サッカー関連のサイトはもちろんですが、経済系やファンション系のサイトまでかなり取り上げられています。さすがグランパス、話題...

やはり最終的には名古屋に対しての情熱

積極的に前面に出て発言をされてきていますが、その言葉からは名古屋・グランパスへの情熱や愛が強く感じられます
一部ここで紹介をします

「5月20日のお約束、ここに完結しました。」(昨シーズン残留決定後)

「我々としては、一体感のあるチームを目指してやってきて、それが入場者数にもつながっているのだと思います」

「グランパスのエンブレムを付けて歩くことが誇りであると市民の皆様に思っていただけるような戦い方や、日頃のホームタウン活動をこれからもどんどんやっていきたい」

「グランパスとしては、名古屋にとってのきらっと光るブランドとなり、市民の皆さんが誇らしく思えるような存在になることを目指して取り組んでいきたい」

「サポーターやファンの皆様とのコミュニケーションの中から様々なことを学ばせていただいて、そこでの声を経営判断に活かしている」

「名古屋市・豊田市・みよし市を中心としたこのホームタウンをグランパス一色にしたい」

「さらに勝敗にこだわり、さらに上を目指し、「グランパスの気」が街に満ちるような姿を目指していきたい」

「小学校の訪問や地域のお祭りがあれば駆けつけるなど、とにかくJリーグ・名古屋グランパスをどんどん活用していただきたい。お声がけいただければ、可能な限りどこへでも行かせていただきます」

「4万人を「お客様」として一括りにするのではなく、あくまで「山本さん」「鈴木さん」というようにお一人お一人のお客様だと認識しながらのお客様対応を」

(参考記事)

名古屋グランパス、J2降格から1年でJ1復帰、平均観客数歴代1位の“奇跡の軌跡”
今日、スポーツビジネスに注目が集まるなか、サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトは昨年、リーグ戦平均入場者数2万4660人と歴代1位を記録した。トヨタ流の経営...

 


グランパス関連ニュース(5/28)

U-18 宮本 流維選手「U-15日本代表候補トレーニングキャンプ」(5/26-29@東京/千葉)離脱のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト
U-18 宮本 流維選手「U-15日本代表候補トレーニングキャンプ」(5/26-29@東京/千葉)離脱のお知らせ。ニュースのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

 

6月のスケジュールについて|ニュース|名古屋グランパス公式サイト
6月のスケジュールについて。ニュースのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

 

長谷川アーリアジャスール「今は一番最初がパスになっているので、そこは変えないといけない。明確な課題です」【5/28練習後の選手コメント】
○長谷川アーリアジャスール選手「ラインの裏? そんなにラインを攻めていたかな? オレらからすればもちろん降りるのもそうだけど、後ろがもっと出てきてくれていたらというのもあるし。でも、監督が最近言うのはやっぱりそういう同じラインにずっといるから動きの変化で間でもらったりする、ということでもある。

 

ランゲラック「ホームだからといっていつも簡単なゲームになるとは限らない。再認識して、次の試合もしっかり戦いたい」米本拓司「まだまだ自分たちの足りないところはたくさんある。良く言えば伸びしろがあるということ」【5/28練習後の選手コメント】
○ランゲラック選手「前節のことは…一言で言うのは難しいですね。よくわからないところもあるので。まあ、失点というのは起こり得ることなんだけど、そうした時にはリアクションを起こさなければいけないもので、もちろんできる限りのことを前線の選手もしてくれたし、チャンスを作りもしたと思う。あの試合はリズムもあまり良くなかったところ

 

ミーティングと室内での筋トレを終えて最初に姿を見せたネットは、ピッチでリハビリを行なった。【無料掲載】5/28練習の様子(写真8枚)
reported by 今井雄一朗

 

敗戦から次の一歩を見出すチームは明確な意図をもって再始動。「負けから学ぶことも大事なことだし、今までやってきたことが全然ダメだったなんて考えてない。まだまだ行けるところまで行く」(長谷川アーリアジャスール)【5/28練習レポート】
粛々としてしかし熱く、そして強い目的意識をもって次戦への準備は始まった。オフを挟んですっかり肌寒いほどの気候になったトヨタスポーツセンターで再開した練習は普段通りにミーティングと室内での筋力トレーニングから始まり、ピッチでのボールトレーニングという形に。明らかな監督の意図が読み取れる内容には、次戦での巻き返しと本領発揮

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